「緑のまち」の役割

40年前、市川市を南北に縦断して、外環道路が通ることがわかったとき、沿線住民の運動として、北国分にも外環対策協議会がつくられ、以来変わることなく問題に取り組んできました。「緑のまち」を発行するようになって20数年になりますが、外環の様々な問題点を明らかにする一役を担ってきました。ご承知のように、安倍政権後、急ピッチで工事が進行し、外環ができることは避けられない状況にあります。この期に及んで何を・・・・・・とお考えの方も多くなりました。しかし、既に完成した埼玉外環では、一日に12万台もの車が騒音、排気ガス公害を撒き散らし、交通事故も増加して、近隣住民の生活を脅かしています。私達の街にこのような問題を起こさないために、住民の立場から外環事業者に発言してゆく場をもつことが、これからもますます必要になってくるのではないでしょうか。「緑のまち」は、地域住民の生活情報誌としての役割をこれからも担っていければと考えています。ご賛同いただける方の御参加をお待ち致しております。

「緑のまち」の役割」への2件のフィードバック

  1. 譚 佐強

    緑のまち116号の表紙にも出ていますが、北国分方面から北総線矢切駅方面に向かう道路(大イチョウの側を通る道)にかかる橋の側で、新しい歩道橋の建設が進められています。現在の橋は北国分方面から来た道を左折すれば、そのまま大イチョウの方まで、まっすぐ歩いて行けるのですが、歩道橋が出来ると、人間よりはるかに馬力のある車はそのまままっすぐ走って行けますが、人間の方は階段を上り、下りしなければならなくなります。車椅子の人はどうすればいいのでしょうかね。一体誰がこんな方法を考え出したのでしょうか。「責任者を出せ」と言いたくなりますね。

    返信
    1. 管理人

      譚 佐強 さま

      コメント投稿ありがとうございます。
      歩道橋に関しては、首都国道事務所担当者と
      近隣住民で話し合いを数度機会を持ち、高齢者や障害者への配慮が
      著しく足りないと要望を出しましたが、全く聞き入れられることはなく、
      かなりの段数の階段を登るか、距離のあるスロープを登るか、
      非常に負担を強いられるようです。
      生活弱者は全く無視されております。
      歩道橋が出来たとしても実際に使用する方は、ほとんど居ないのでは
      と私は予想します。国側は、実際に使用する近隣住民のことは
      全く考えておらず、外環道によって地域を分断しても、一定のルールで
      歩道橋を作れば、その事実のみで良いでしょうということなのです。
      また、首都国道事務所の担当者は数年で移動となり、責任者を出せと言っても
      誰も責任を取らないようなシステムになっております。
      外環道が出来上がるにつれて、これから益々問題が出てくることと思います。

      返信

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